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帰って来た~ホットする瞬間

帰って来た~ホットする瞬間

ふるさとに帰って来た瞬間は、伝統てきな方言を聞くと、ほっとします。

しかし、過去には方言が恥ずかしいものと言う誤解がありました。

標準語・共通語やその基となった東京方言に対して、その他の方言は「教養のない田舎者の言葉」「訛っている」「崩れている」などと否定的に捉えられがちであり、また特定の方言に対する「○○弁は汚い」「○○弁は上品」などの意識が存在する。

しかしいずれの方言も標準語・共通語も日本語の変種の一つであることに変わりはなく、本来全て等しく扱われるべきものである。

かつては標準語こそが正しい日本語であり、方言は矯正されなければならない「悪い言葉」「恥ずかしい言葉」とみなされた。

昭和40年代頃まで、方言撲滅を目的の一つとする標準語教育が各地の学校で行われ、なかには地域・家庭ぐるみで自発的に方言追放活動を推進するところもあった。

都会出身者の方言蔑視と地方出身者の方言コンプレックスが強固に形成され、方言にまつわるトラブルが殺人・傷害・自殺事件に発展することもあり、とりわけ集団就職などで国民の国内移動が活発化した高度経済成長期に多かった。

伊予の方言を記載してみました。

司馬遼太郎は「坂の上の雲」の小説の中で「伊予ことばというのは日本でもっとも悠長なことばである」と書いています。

【いがむ】・・・・・ゆがむ、曲がること。

「あ~あ、むちゃくちゃするけんいがんでしもうたが」。

【いなげな】・・・・・風変わりな、変な、周囲と釣り合わない事、または人。

「いなげな格好せんでくれや」。

【いんでこうわい】

帰りますという別れの言葉。

「去んで来る」すなわち「ひとまず帰りますが、また来ます」という別れを惜しむ気持ち。

ただし気持ちだけで実際に戻ってくるわけではないので注意。

「そろそろいんでこうわい」

【はせだ】・・・・・仲間はずれ、のけ者。

「あの子だけがはせだにされとるが」。

【よもだ】・・・・・とぼける、しらばっくれる、またはその人のこと。

怠け者の意を含む。

「よもだをいうないよろが」。

【たまげる】・・・・・驚く。

「うわっ!たまげた!」。

【うずれる】・・・・・蒸し暑いこと。

「夕べはうずれて寝られんかったがや」。

【くじをくる】・・・・・だだをこねる。

「あの子はくじくってばっかりじゃ」

【つい】・・・・・同じ。

「おまえとあいつはついじゃ」。

【はぶてる】・・・・・すねること。

「いつまではぶてとんぞ」。

【ねき】・・・・・近く。

「ねきじゃけん、すぐ行こわい」。

【やねこい】・・・・・ずるい、たちが悪い、悪知恵が働く。

「あの男はやねこいけん、気ぃつけんと」。

【どべ】・・・・・びり、最下位。

「走りやいこでどべやった」。

【ねぶる】・・・・・舐めること。

「飴をねぶる」。

【びんだれ】・・・・・だらしがない。

体裁を気にかけず身辺が汚いこと、その人。

「びんだれみたいなかっこすなや」

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